【 生態と被害 】
発生拡大中の侵入害虫。
成虫は年3~4回発生し、幼虫で越冬。
多発すると圃場一面に成虫が乱舞し、作業性が低下。
幼虫が寄生した枝ではすす病が発生し、光合成能が低下。
【 耕種的防除 】
発生地から、つばき科植物などの苗木を導入しない。
発生圃場では、中切りなどの更新を行い寄生した枝葉を除去する。
【 防除時期と注意点 】
幼虫発生期(5・7・9月)
越冬期
老齢幼虫に対する薬剤防除効果は劣るため、若齢幼虫期に防除を行う。
マシン油を散布すると赤焼病の発生を助長する場合があるので注意。