軟腐病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●外葉の地際部の付け根付近から発病することが多い。初め水浸状病斑を生じ、拡大して心部から腐敗する。株は異臭を放ち、病勢が進むと軟化する。
  • ●低温期の作型の重要病害で、多湿条件で発生が多い。

斑点細菌病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●外葉の地際部に水浸状淡褐色の小型の病斑を生じ、次第に拡大して褐色~淡黒褐色の不整形の病斑になる。中心部は破れて穴があく。悪臭はない。
  • ●気温がやや低く、降雨の続く場合に発生が多い。

腐敗病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●結球初期から収穫期にかけて、結球葉の外側に黒褐色で不整形の病斑が現れ、内部に進展する。結球葉全体が黒変し、乾腐する。悪臭はしない。
  • ●8月下旬~9月上旬に収穫する作型で、降雨の続く場合に発生が多い。

べと病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●地際の外葉の表面に、淡黄色~黄色の病斑を生じ、拡大して葉脈に区切られた多角形で黄色の病斑となる。病斑の裏側には、白色で粉状のかびを生じる。
  • ●生育期全般でみられるが、結球期以後に発病することが多い。

灰色かび病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●地際の葉柄や基部に、淡褐色で水浸状の腐敗病斑を生じる。多湿条件で急速に拡大し、葉身全体がしおれて枯れる。病斑上に灰色のかびを密生する。
  • ●定植から収穫までの全生育期間に発生し、曇雨天が続くと多発する。

菌核病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●地際の茎葉基部などに水浸状病斑を生じ、拡大して軟化腐敗する。腐敗は内部まで進展し、株全体が枯死する。黒色のネズミ糞状の菌核がみられる。
  • ●生育期全般でみられるが、結球期以後に発病することが多い。

すそ枯病

  • ●主に葉に発生する。
  • ●一般に結球期以後の発生が多く、外葉が褐色に枯れる程度で止まるが、発病が激しいと球全体が腐り、表面に無数の黒い菌核を生じる。
  • ●雨の多い時期に結球する作型で、発生が多い。

ビッグベイン病

  • ●葉に発生する。
  • ●葉緑部から葉脈が透化し、やがて葉脈が退色し、太く浮き出て見えるようになる。激しくなると生育不良や結球時期の遅れが生じる。
  • ●土壌中の Olpidium brassicae により媒介されるウイルス病である。