軟腐病

  • ●株全体に発生する。
  • ●病原は細菌で、土壌中に生存し、傷口より侵入する。地面に接した葉や葉柄から発生し、病斑部は水浸状から軟化し、株全体が腐敗する。悪臭を放つ。
  • ●夏季高温時の発病が多い。輸送中にも発病して市場病害となる。

黒腐病

  • ●葉、茎、根に発生する。
  • ●下葉から発生しやすく、葉縁に丸味を帯びた不整形や葉脈沿いにV字型の黄色病斑を生じる。その後拡大して黒褐色となり、枯死して破れやすくなる。
  • ●春と秋の比較的気温が低く、降雨の続く場合に発生が多い。

黒斑細菌病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●初めは葉に小斑点をつくり、黒褐色となった後、病斑は次第に融合して不整形または多角形となる。時に葉脈に沿って稲妻形になることもある。
  • ●温暖で雨の多い春季と秋季に発生し、盛夏や厳冬期は一時休止する。

べと病

  • ●主に葉に発生する。
  • ●外葉の下葉から葉柄が侵され、淡黄色で不整形の病斑を生じる。葉裏には汚白色のかびが霜状に密生する。病斑は葉脈に区切られた多角形のものが多い。
  • ●日中の気温が24℃以下で、夜間が8~16℃の条件で発生しやすい。

黒斑病

  • ●主に葉、茎に発生する。
  • ●葉に灰褐色の小斑点を生じる。病斑は拡大し、円形あるいは多角形で周囲が明瞭な同心円の輪紋状の病斑となる。病斑の中心は乾いて枯れる。
  • ●周年発病するが、晩秋から初冬の降雨が続く場合に発生が多い。

白斑病

  • ●葉に発生する。
  • ●円形、多角形または不整形の白色~灰白色の6~10mmの大型病斑をつくる。周辺部は緑色を帯び、病勢が進行すると裂孔する。べと病と併発する。
  • ●晩秋から初冬にかけて雨が続くと発生が多く、収穫間際まで伝染、蔓延する。

白さび病

  • ●根を除く全ての部位に発生する。
  • ●葉の裏面、茎に白色で不規則にふくれた小斑点を生じ、後にその表面が破れて白色粉末の胞子を飛散する。葉は著しく肥厚し、奇形となる。
  • ●冬季、早春に発生が多く、降雨の続く場合に発生が多い。

根こぶ病

  • ●根に発生し、株全体に病徴が現れる。
  • ●根が肥大して太くなり、著しいこぶ状になる。早期に罹病した株は地上部の生育が劣り、日中はしおれ、朝夕は回復するが、次第に回復しなくなる。
  • ●多湿な土壌で発生しやすく、酸性土壌で発病が激しい。

黄化病

  • ●病徴は株全体に現れる。
  • ●収穫の10~15日前より生気がなくなり、外葉から黄化が始まる。ときに外葉の中肋からV字形に褐変するものもある。後に株全体が黄化し、結球しなくなる。
  • ●高冷地帯に発生が多くみられ、土壌湿度が高いと被害が大きい。

炭疽病

  • ●主に葉に発生するが、茎も侵す。
  • ●初め葉の表面に青白色の小斑点を多数生じ、後に灰褐色になり、やがて灰白色の丸い病斑となる。病斑は融合し、周辺は褐色となり、中央に穴が開く。
  • ●秋季に高温で降雨が続くと発生する。本菌は種子伝染をする。