1. ダコニール1000とは
  2. 予防が大切

病害防除は予防が大切

「作物はどうして病気にかかるのかしら。」「どうしたら上手に防除できるのかな。」「病気になるのには理由があるんだ 。」 病気が発生する3つの条件 ①病原体(かび)②病気になりやすい作物の体質 ③病気になりやすい「3つの条件が揃った場合に、作物は病気になるんだよ。」「これがかびの生活環の例だよ!!」「ダコニール1000は胞子発芽と胞子形成をブロックするのね!」胞子が風雨で伝搬→胞子が発芽して侵入[胞子発芽阻止]→作物の中で菌糸がまん延(潜伏期間)→病斑をを作る→胞子をつくり飛散する→[胞子発芽阻止]
早めの防除がポイント「病気を防除するコツは?」「天候や、例年の発病から、発生予察情報に基づいて…。病気の発生を予想したり、防ぐをまいて、病気の感染を早めにダコニール1000ことが肝心。」「心がけてね。雨の前に散布することを天気予報を見て、」「わかったわ。」「楽になるんだ。その後の防除も病気の初発を抑えると早めの防除で」「なるほど。」
総合防除の重要性
作物の病気をタイプ別に見て

タイプ❶ 多量の胞子で一気にまん延する病気

特徴  発病すると多数の胞子を形成します。

トマト灰色かび病やキュウリうどんこ病は、多量の胞子を飛散させるため、ハウス内の病原菌密度が高まり、被害が拡大します。 

防除 発病初期に病気を抑えることが重要です。

初発を確認したら、直ちに薬剤を散布し、発病が続くようであれば7日間隔で防除を続けます。

タイプ❷ 潜伏期間の長い病気

特徴  病斑が見えなくても、すでに病原菌は感染して作物体内に潜んでいます。

 病原菌の侵入から発病までの期間(潜伏期間)は、例えばナスすすかび病で2週間程度に及びます。

防除 毎年の発病状況から感染時期を見越して、予防することが大切です。

タイプ❸ 発病速度の速い病気

特徴  気象条件や作物状態により、発病してから数日で一気に圃場全体に広がります。

トマト疫病やバレイショ疫病は、やや低温で降雨が続くと、2~3日でまん延し、大きな被害になります。

防除 予防が基本です。

発生時期や気象条件等に注意し、定期散布を心がけてください。