軟腐病

  • ●葉、葉柄に発生する。
  • ●初め水浸状で後に軟化して灰褐色となる。悪臭を放ち、次第に株全体が腐敗する。結球前に発病すると株全体が軟化崩壊し、欠株となる。
  • ●平地の夏どり~初秋どりなど高温期に収穫する作型で被害が大きい。

黒斑病

  • ●葉、茎、根に発生する。
  • ●下葉に発生しやすく葉縁がV字形または不整円形となり黄変し、葉脈は褐色~紫褐色となる。軟化したり悪臭を発することはない。
  • ●主に春と秋の比較的気温が低く、降雨の続く場合に発生が多い。

べと病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●葉に黄緑色の斑紋を生じ、次第に拡大し、裏面に汚白色のかびを生じる。下葉に激発した場合、葉柄を伝わって葉球内部まで全身感染的に侵される。
  • ●気温が低下する秋~冬季、春季に発生が多い。

菌核病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●結球期頃より下葉や結球部の外側から発生する。水浸状病斑が現れた後、次第に拡大し、外葉や結球部全体が軟腐する。
  • ●4~5月頃と10~11月頃に発生が多く、降雨の続く場合に発生が増加する。

黒すす病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●初め黒色の輪紋病斑を生じ、後に病斑全面に黒色のすす状のかびを密生する。病斑は古くなると破れて穴が開く。激しく発病すると結球葉が侵される。
  • ●結球初めから結球期にかけて高温多湿になると発生しやすい。

黒斑病

  • ●葉柄、幼茎、花球に発生する。
  • ●発生は古い葉に多く、灰白色の小斑点から、融合した輪郭の明確な大型病斑となり、周縁は黒色を帯びる。多湿条件で黒いすす状のかびを生じる。
  • ●晩秋から初冬の降雨が続く場合に発生が多い。

根こぶ病

  • ●根に発生し、株全体に病徴が現れる。
  • ●病株の根は肥大して太くなり、こぶ病になる。収穫期になると根こぶは一部が腐敗し、株は倒伏しやすく容易に引き抜ける。
  • ●酸性土壌で、排水不良の多湿圃場で被害が大きい。

株腐病

  • ●茎葉に発生する。
  • ●下葉の地際部に褐色の大きな病斑が現れ、周辺は黄変し、後に葉は腐敗する。株全体が褐変、腐敗することもある。多湿条件では、病勢の進展が速い。
  • ●高冷地の初夏から初秋にかけて収穫される作型で、降雨が続くと発生する。