たまねぎの病気
たまねぎに発生する病気の多くは ねぎと共通します。 茎葉での発病は肥大に影響するため、降雨が連続したときは、病気に注意しましょう。
たまねぎの病気

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たまねぎの作型と病害の発生消長

たまねぎの作型と病害の発生消長
たまねぎの作型と病害の発生消長

散布剤としての適用病害と使用方法(たまねぎ)

2021年8月現在

作物名 たまねぎ
適用病害名 べと病
灰色かび病
白色疫病
希釈倍数 1000倍
使用液量 100〜300
ℓ/10a
使用時期※ 7日
本剤の使用回数※ 6回
使用方法 散布
TPNを含む農薬の総使用回数※ 6回

※印は収穫物への残留回避のため、その日まで使用できる収穫前の日数と、本剤及びその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示しています。

べと病

●茎葉、花梗に発生する。

●長い楕円形〜紡錘形で黄白色の大型のぼやけた病斑を生じ、多湿時には病斑上には白色〜灰白色の薄いかびを生じる。病斑は雨により灰色〜淡黄色になる。多くは、病斑部で折れて垂れ下がり、枯死する。

●気温が15℃前後となる春と秋の多雨で発生する。特に4月〜5月の曇雨天が続くと多発する。

●茎葉、花梗に発生する。

●葉身に汚白色で紡錘形のややかすれた2㎜前後の病斑を生じる。病斑は下位葉で多く形成されるが、多くは、形成当初の大きさのまま拡大しない。枯死葉の地上部表面にやや大型の菌核を生じる。

●降雨が続くと発病が増加する。

●主に葉に発生する。

●はじめ葉の中央部にぼんやりとした暗緑色の病斑を形成する。病斑は後に拡大して青白色となり、葉は病斑部で折れ曲がって垂れ下がり白色化、枯死する。

●気温が15~20℃となる春の多雨で発生する。低湿地や豪雨による浸冠水を受けた場合は多発しやすい。

●茎葉、鱗茎に発生する。

●立毛中の下葉2〜3枚目から黄化、軟化してしおれる。地際部から下の球部は赤褐色となり、灰色で粉状のかびを生じる。場合により立ち枯れする。貯蔵中に発病すると、肩部の表面に黒色の菌核を生じる。

●多湿圃場で発生が多い。貯蔵中に腐敗が増加すると、大きな被害となる。

●茎葉、花梗に発生する。

●暗紫色の病斑の後、表面がややくぼみ、黒いすす状のかびを輪紋状に生じる。

●生育の旺盛な時期には発病が少なく、生育後半に発生が増加する。

*使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。写真原図 木曽 皓