1. 野菜の病害と防除
  2. なす
  3. すすかび病防除

病害防除 虎の巻「すすかび病防除」

  • 葉裏に円形の斑点が発生、初期は白く、後に灰褐色状のかびを生じる
  • 下葉から発生することが多く、徐々に拡大する。葉の表は不鮮明な黄褐色斑点も形成
  • 多発条件では葉全体が黄化・落葉する
すすかび病防除

すすかび病気

発病適温
  • 23~28℃(25℃前後)
  • 30℃以上で抑制(夏季は減少)
  • 施設栽培での発生が多い
潜伏感染期間
10~15日

※使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。

写真原図 木曽 皓

すすかび病の防除が難しい理由

① 初期の確認が難しい

初期は葉裏に症状が現れ、発病を見落としやすい。

過繁茂状態で病気が進行しやすい。

栽培初期からの予防が重要。

② 使用できる薬剤が限られている

薬剤耐性が発達しやすい。天敵と併用する場合の注意も必要。

薬剤耐性菌にも効果があり、天敵に影響の少ない薬剤を使用することが重要。

③ 様々な病害が同時に発生する

作期が長く、様々な病気が同時に発生する。

同時防除が重要。

すすかび防除のポイントは?

  1. ① 多湿にならないようハウス内を十分換気する
  2. ② 適切な水管理を行う
  3. ③ 被害葉はできうる限り摘み取ってハウス外で処分する
  4. ④ 薬剤は葉裏にもかかるように散布する
  5. ⑤ 本病の早期発見につとめ、ダコニール1000を活用して発生初期の防除を徹底して蔓延を防止する

※使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。