芽の生育初期の加害は被害が大きくなるので萌芽期頃の防除が重要です。
雨が少ないと多発します。
本害虫(及びチャノキイロアザミウマ)だけを防除する場合は摘採後から萌芽期に、チャノホソガと同時防除する場合は萌芽~1葉期に防除しましょう。
秋期は増殖が速いため、残効性の長い薬剤で2回程度防除が必要です。
【 生態と被害 】
成虫・幼虫が新芽や新葉を吸汁加害。晴天、乾燥した天気が続くと急増。
被害新芽は黄化・萎縮し、褐変枯死。収量・品質に影響する重要害虫。
秋芽の被害は翌年一番茶収量に大きく影響する。
【 防除時期と注意点】
二・三番茶/萌芽期
二・三番茶/摘採直後
秋芽/生育期
薬剤抵抗性を考慮し、同一系統の薬剤の使用は年1回とする。