2022年9月の病害虫発生予報が発表されたよ! 

農林水産省より2022年9月度の、病害虫発生予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意くださいね。

※出典
農林水産省ホームページ=https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120104_yoho.html
本資料は9月7日に農水省より発表された「令和4年度病害虫発生予報第6号」内に記載されている「大豆」、「野菜・花き」の全作物および「果樹」の茶の部分を抜粋して作成しております。
 
 

 

 
【きゅうり 褐斑病】 
 キュウリ褐斑病は25~30℃、多湿条件下での発生が多く、特に施設栽培で問題となります。
 土中に残った前作の被害葉や農業資材(灌水チューブ、ワイヤー等)に付着した
 分生子が一次感染源となります。
 また、種子伝染もします。雨滴や灌水時の水滴の跳ね返りにより下位葉から感染し、
 直径1~3㎝の不定形で灰褐色の病斑となります。病斑上につくられた分生子が風によって飛散することで、
 上位葉や周囲に感染が広がります。発生初期の病斑はべと病や炭そ病の病斑とよく似ているため、
 3病害に登録のあるダコニール1000を発生前~発生初期に散布し、感染を予防しましょう
 (べと病は施設栽培・露地栽培の両方で、炭そ病は主に露地栽培で問題となります)。
 キュウリ褐斑病、べと病の防除方法はコチラ
 キュウリ褐斑病の初期病徴はコチラ

【きゅうり べと病】 
 キュウリべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。 
 感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
 分生子の発芽には水滴が必要であるため、過湿による結露や降雨により
 葉面がぬれた状態が続くと発生が多くなります。 
 感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
 露地栽培では雨よけをする等の対策をとり、葉面が濡れた状態が続かないようにしましょう。 
 発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前〜発生直後に散布し、
 感染予防に努めましょう。
 キュウリべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
 キュウリべと病の初期病徴はコチラ

【トマト 灰色かび病】 
 トマト灰色かび病は15~20℃の多湿条件で発生が多くなります。
 古い花弁やがく片から発病し果実に灰色のかびを発生させると共に、
 「ゴーストスポット」と呼ばれる1~2㎜の黄白色で円形の斑点を生じることで、果実の品質を落とします。
 これから徐々に気温が低くなる9~11月はハウス側窓を閉めることが多くなり、
 多湿条件を好む葉かび病やすすかび病、やや低湿度でも発生するうどんこ病の発生も増えて来ます。
 施設栽培では気温が高い日中はに側窓を開ける、暖房機で送風を行う等で換気に努めると共に、
 ダコニール1000を予防散布し各病気を同時防除しましょう。

 
 
 

 
【茶 炭そ病】
 チャ炭そ病は比較的高温(26〜28℃前後)で降雨が多い時期(秋雨期の秋芽)に発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 越冬葉で炭そ病が多発すると翌年の1番茶の収量や品質が低下します。
 越冬葉となる芽(3番茶不摘採園では3番茶芽、3番茶摘採園では秋芽)の生育期に防除を徹底しましょう。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や長雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混用散布し、
 同時発生する新梢枯死症と共に防除しましょう。
 茶の病害虫とその防除 
 
 

 
 
【茶 炭そ病】
 チャ炭そ病は比較的高温(26〜28℃前後)で降雨が多い時期(秋雨期の秋芽)に発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 越冬葉で炭そ病が多発すると翌年の1番茶の収量や品質が低下します。
 越冬葉となる芽(3番茶不摘採園では3番茶芽、3番茶摘採園では秋芽)の生育期に防除を徹底しましょう。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や長雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混用散布し、
 同時発生する新梢枯死症と共に防除しましょう。
 茶の病害虫とその防除 
 
 

 
 
【きゅうり 褐斑病】 
 キュウリ褐斑病は25~30℃、多湿条件下での発生が多く、特に施設栽培で問題となります。
 土中に残った前作の被害葉や農業資材(灌水チューブ、ワイヤー等)に
 付着した分生子が一次感染源となります。
 また、種子伝染もします。雨滴や灌水時の水滴の跳ね返りにより下位葉から感染し、
 直径1~3㎝の不定形で灰褐色の病斑となります。病斑上につくられた分生子が風によって飛散することで、
 上位葉や周囲に感染が広がります。発生初期の病斑はべと病や炭そ病の病斑とよく似ているため、
 3病害に登録のあるダコニール1000を発生前~発生初期に散布し、感染を予防しましょう
 (べと病は施設栽培・露地栽培の両方で、炭そ病は主に露地栽培で問題となります)。
 キュウリ褐斑病、べと病の防除方法はコチラ
 キュウリ褐斑病の初期病徴はコチラ

【きゅうり べと病】 
 キュウリべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。 
 感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
 分生子の発芽には水滴が必要であるため、過湿による結露や降雨により
 葉面がぬれた状態が続くと発生が多くなります。 
 感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
 露地栽培では雨よけをする等の対策をとり、葉面が濡れた状態が続かないようにしましょう。 
 発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前〜発生直後に散布し、
 感染予防に努めましょう。
 キュウリべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
 キュウリべと病の初期病徴はコチラ

【トマト 葉かび病】 
 トマト葉かび病は20~25℃の多湿条件で発生が助長されます。
 施設栽培では、気温が高い時間に側窓を開ける、暖房機で送風を行う等で換気に努めましょう。
 9~10月は晴天時にハウス内の温度が高くなるため、葉かび病とよく似たすすかび病が混発します。
 両病害を見分けるのは難しく、潜伏期間が長い(葉かび病:約10日、すすかび病:3~4週間)ため、
 発生してからの防除では被害が大きくなる可能性があります。
 両病害に登録のあるダコニール1000でまとめて予防しましょう。
 トマトの葉かび病・すすかび病の防除はコチラ

【茶 炭そ病】
 チャ炭そ病は比較的高温(26〜28℃前後)で降雨が多い時期(秋雨期の秋芽)に発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 越冬葉で炭そ病が多発すると翌年の1番茶の収量や品質が低下します。
 越冬葉となる芽(3番茶不摘採園では3番茶芽、3番茶摘採園では秋芽)の生育期に防除を徹底しましょう。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や長雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混用散布し、
 同時発生する新梢枯死症と共に防除しましょう。
 茶の病害虫とその防除 
 
 

 
 
【トマト 葉かび病】 
 トマト葉かび病は20~25℃の多湿条件で発生が助長されます。
 施設栽培では、気温が高い時間に側窓を開ける、暖房機で送風を行う等で換気に努めましょう。
 9~10月は晴天時にハウス内の温度が高くなるため、葉かび病とよく似たすすかび病が混発します。
 両病害を見分けるのは難しく、潜伏期間が長い(葉かび病:約10日、すすかび病:3~4週間)ため、
 発生してからの防除では被害が大きくなる可能性があります。
 両病害に登録のあるダコニール1000でまとめて予防しましょう。
 トマトの葉かび病・すすかび病の防除はコチラ

【茶 炭そ病】
 チャ炭そ病は比較的高温(26〜28℃前後)で降雨が多い時期(秋雨期の秋芽)に発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 越冬葉で炭そ病が多発すると翌年の1番茶の収量や品質が低下します。
 越冬葉となる芽(3番茶不摘採園では3番茶芽、3番茶摘採園では秋芽)の生育期に防除を徹底しましょう。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や長雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混用散布し、
 同時発生する新梢枯死症と共に防除しましょう。
 茶の病害虫とその防除