2021年2月20日~3月19日の気象予報が発表されたよ!
気象庁より2021年度2月20日~3月19日の、気象予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意ください。
※出典
ホームページ=https://www.jma.go.jp/jma/index.html
本資料は2月18日に気象庁より発表された「向こう1ヶ月の天候の見通し」をもとに作成しております。
● 向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高く、特に、東・西日本では、
期間のはじめは気温がかなり高くなるでしょう。
● 低気圧の影響を受けやすいため、北・東日本太平洋側の向こう1か月の降水量は平年並か
多いでしょう。
● 冬型の気圧配置が弱いため、西日本日本海側の向こう1か月の日照時間は多いでしょう。
● 寒気の影響を受けにくいため、北・東日本日本海側の向こう1か月の降雪量は、少ないでしょう。
● 沖縄・奄美では、寒気や湿った空気の影響を受けにくいため、向こう1か月の日照時間は
多いでしょう。
2月18日は雨水。
空から降るものが雪から雨に変わり、雪解けの水が大地を潤す季節です。
草木が芽生え始めるこの季節は、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。
県から順次発表されている2月の予察情報では、関東以南の産地で
トマトの葉かび病・すすかび病・灰色かび病、ナスのすすかび病、ピーマンの斑点病等、
高湿度条件で発生しやすい病害が多いと発表している県があります。
比較的低湿度でも発生するうどんこ病も、発生すると被害が急激に広がります。
発病した葉や果実は伝染源となるので取り除き、外へ持ち出すなど処分を徹底しましょう。
春先の気温の上昇に伴い、まとまった降雨があると
バレイショの疫病や、たまねぎのべと病の発生が多くなります。
感染前の保護剤散布で感染予防に努めると共に、圃場に病気が蔓延し始めたら治療剤で感染の拡大を抑制しましょう。
鹿児島県では、きゅうり・トマト・ピーマン・いちごの菌核病の発生が多い予報が出ています。
登録のある薬剤で適期散布を心がけましょう。
*ダコニール1000は菌核病の登録がありません。
一方、虫害としては、果菜類を中心に
アザミウマ類、アブラムシ類、コナジラミ類といった微小害虫の発生が多いと発表している県があります。
気温の上昇と共に、圃場内の虫の密度も上がりやすくなります。
県の病害虫防除所から発表される情報を確認し、初期防除に努めましょう。