「タマネギのべと病」初期症状編
こんにちは♪ダコ坊やです♪
今日は知り合いのたまねぎ畑にお邪魔しています(5月下旬撮影)。
よ〜く見てみると、病気を発見!
▲これは「べと病」だ!
前にブログで紹介した病気だよ。「今出る病害虫&防除のポイント「タマネギべと病」
葉の表面にびっしりと白いかびが生えているね。
ここでクイズ。
この写真の中にべと病があるよ。 見つけられるかな(*’ω’*)
どこかな、どこかな?
正解はココだ! 見つけられたかな?(‘ω’)ノ
べと病にかかると
・葉の一部がぼんやりと黄化
・その後、表面に白色のかびを生ずる
・症状が進むと病斑部の黄化がさらに進み、葉が湾曲して色あせる
・曇天が続くと一気に感染が広がる
って言われているケド、 実は初期病徴を見つけるのはとても難しいんだ ((+_+))
今回はタマネギべと病の初期病徴を紹介するよ♪
これがべと病の初期病徴(初発生日)。
うっすらと白いかびが見えるけど、葉の黄化はないね。
1400株位ある畑の中で2~3株見つけたよ。
天候にもよるけど、2~3日たつとかびはこれくらいまで広がるんだ。( `-´)ノ
胞子もわずかに黒くなり、葉の黄化も始まっているね。
既に半分くらいの株が感染していたよ。
初発生日から1週間足らずで、
葉の黄化も進んで、よくみる「べと病」の写真だね。
湿度が高いと葉全体にかびが広がり、胞子も一部黒っぽくなってきているね。
念のため胞子を顕微鏡で見たら、べと病の胞子がきれいにみえたよ。
葉の黄化は見つけやすい症状だけど、
実は発生してから1週間くらい経過してしまっているんだ。
べと病は感染に適した環境(15℃前後のやや低温で多湿な条件)が続くと、
アッという間に広がって、被害が拡大してしまうこわい病気なんだ “(-”“-)”
初期の病斑を見つけるのはとても難しい。
だから感染前からの予防散布で、病気の感染やまん延を防ぐことが
と~っても大事なんだ(^_-)-☆
ダコニール1000はタマネギべと病に登録あり!収穫7日前まで使えます。
育苗期(苗床)や梅雨・秋雨の時期の本圃では、べと病、灰色かび病対策を!
発生前からダコニール1000を予防散布し、発病苗の本圃への持ち込み、
本圃での病気のまん延を抑えましょう。
ダコニール倶楽部でその他の病害も紹介しているよ。是非ご覧ください。
http://daco-club.com/dictionary/onion.html