2021年5月の病害虫発生予報が発表されたよ! 

農林水産省より2021年度5月度の、病害虫発生予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意くださいね。

※出典
農林水産省ホームページ=http://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120104_yoho.html
本資料は5月12日に農水省より発表された「令和3年度病害虫発生予報第2号」内に記載されている「野菜・花き」の全作物および「果樹」の茶の部分を抜粋して作成しております。
 
 


 

 

今年は全国的に梅雨入りが例年より早くなっております。
天気予報を確認し、降雨前や雨の合間の予防散布を心がけましょう。

【きゅうりのべと病】
 きゅうりのべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
 感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
 分生子の発芽には水滴が必要であるため、過湿による結露や降雨により葉面がぬれた状態が続くと
 発生が多くなります。
 感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
 露地栽培では雨よけをする等の対策をとりましょう。
 発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前~発生直後に散布し、感染予防に
 努めましょう。
 キュウリべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【トマトの葉かび病】
 トマトの葉かび病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
 施設栽培では、気温が高い時間に側窓を開ける、暖房機で送風を行う等で換気に努めましょう。
 さらに気温が上昇すると、葉かび病とよく似たすすかび病が混発します。
 両病害を見分けるのは難しいため、ダコニール1000でまとめて病気を予防しましょう。
 トマトの葉かび病・すすかび病の防除はコチラ
【ねぎのべと病】
 ねぎのべと病は15℃前後で曇天もしくは雨が続くと発生が多くなります。
 土壌中の被害葉は伝染源となるため、連作している圃場では発生が多くなります。
 育苗期にはべと病と苗立枯病が、定植後からはべと病、黒斑病、葉枯病が発生してきます。
 これらの病害に登録のあるダコニール1000でまとめて予防しましょう。
 ねぎのべと病の防除はコチラ
 


全国的に梅雨入りが例年より早くなっております。
東海は5月16日に梅雨入りしました。
天気予報を確認し、降雨前の適期防除を心がけましょう。

【ねぎのさび病】
 ねぎのさび病は9~18℃で雨が多いと発生が多く、24℃以上で少なくなります。
 さび病は年によって発生程度が変動し、前秋に多発し冬が温暖多雨の場合は翌春の発生が多くなります。
 東海北陸では冬期(12~2月)の気温は平年よりかなり高く、降水量は平年並となりました。
 昨年のブログでねぎのさび病について紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
 今出る病害虫&防除のポイント「ネギさび病」
 


中国・四国は5月15日に、近畿は16日に梅雨入りしました。
天気予報を確認し、降雨前の適期防除を心がけましょう。

【きゅうりのべと病】
 きゅうりのべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
 感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
 分生子の発芽には水滴が必要であるため、過湿による結露や降雨により葉面がぬれた状態が続くと
 発生が多くなります。
 感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
 露地栽培では雨よけをする等の対策をとりましょう。
 発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前~発生直後に散布し、感染予防に
 努めましょう。
 キュウリべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【トマトの葉かび病】
 トマトの葉かび病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
 施設栽培では、気温が高い時間に側窓を開ける、暖房機で送風を行う等で換気に努めましょう。
 さらに気温が上昇すると、葉かび病とよく似たすすかび病が混発します。
 両病害を見分けるのは難しいため、ダコニール1000でまとめて病気を予防しましょう。
 トマトの葉かび病・すすかび病の防除はコチラ
【たまねぎのべと病】
 べと病は日平均気温が15℃前後で雨が多いと多発生します。
 (日中の気温が高くても、夜温が低い場合は発生しやすいので注意が必要です)
 分生子の発芽には水滴が必要で、葉面が濡れた状態が続くと発生が多くなります。
 水やりは午前中に行い、午後には葉がしっかり乾いているようにしましょう。
 罹病株は感染源となるため、見つけ次第圃場の外に持ち出して処分しましょう。
 発生してからの防除は難しいため、感染前からダコニール1000等保護剤を散布し感染を予防しましょう。
【ねぎのべと病】
 ねぎのべと病は15℃前後で曇天もしくは雨が続くと発生が多くなります。
 土壌中の被害葉は伝染源となるため、連作している圃場では発生が多くなります。
 育苗期にはべと病と苗立枯病が、定植後からはべと病、黒斑病、葉枯病が発生してきます。
 これらの病害に登録のあるダコニール1000でまとめて予防しましょう。
 ねぎのべと病の防除はコチラ
 


沖縄・奄美は5月5日に、九州南部は11日に、九州北部は15日に梅雨入りしました。
天気予報を確認し、降雨前の適期防除を心がけましょう。

【きゅうりのべと病】
 きゅうりのべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
 感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
 分生子の発芽には水滴が必要であるため、過湿による結露や降雨により葉面がぬれた状態が続くと
 発生が多くなります。
 感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
 露地栽培では雨よけをする等の対策をとりましょう。
 発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前~発生直後に散布し、感染予防に
 努めましょう。
 キュウリべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【ねぎのさび病】
 ねぎのさび病は9~18℃で雨が多いと発生が多く、24℃以上で少なくなります。
 さび病は年によって発生程度が変動し、前秋に多発し冬が温暖多雨の場合は翌春の発生が多くなります。
 九州沖縄では冬期(12~2月)の気温は平年より高く、
 降水量は九州で平年並、奄美・沖縄で多くなりました。
 昨年のブログでねぎのさび病について紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
 今出る病害虫&防除のポイント「ネギさび病」
【ねぎのべと病】
 ねぎのべと病は15℃前後で曇天もしくは雨が続くと発生が多くなります。
 土壌中の被害葉は伝染源となるため、連作している圃場では発生が多くなります。
 春まき栽培では定植後からべと病に加え、黒斑病、葉枯病が発生してきます。
 病害に登録のあるダコニール1000でまとめて予防しましょう。
 ねぎのべと病の防除はコチラ