今出る病害虫&防除のポイント「バレイショの夏疫病」
こんにちは。ダコ坊やです♪
▲3月下旬に播種したバレイショの花が咲き始めたよ(5月下旬撮影)
▲葉をよくみると、黒褐色の模様が見える。
夏疫病だ!
▲拡大すると、こんな感じ。同心円状の輪紋が特徴的だね。
▲顕微鏡で見ると、こん棒状の分生子が見える。
被害残渣とともに菌糸や分生子の形で生き残り、翌年の伝染源になるよ。
〇病害の特徴
・葉、葉柄、茎などに発生する。
・夏に高温が続く年に発生が多い。
・発病条件がよいと小型病斑が多数形成され、葉が急速に枯れ上がる。
〇見つけ方のコツ
・葉でははじめ黒褐色の点状の斑点を生じ、その後拡大して輪紋状の病斑となる。
〇疫病との違い
・バレイショの重要病害に疫病があるので、間違えないようにしてね。
〇防除のポイント
・高温乾燥条件下で多発生するので、適度に灌水して土壌が乾燥しないようにする。
・薬剤による防除は、手遅れにならないよう予防的または発病初期からていねいに行う。
・収穫後は被害残渣を残さないようにし、連作をしない。
ダコニール1000はバレイショ夏疫病・疫病に登録あり!
ダコニール倶楽部で詳しく解説しているよ。是非ご覧になってね。
http://daco-club.com/disease-control/potato/