富山県で開催された 次世代施設園芸セミナーに参加してきました。

10月29日(火)
富山駅から会場の国際会議場までは、
路面電車に乗りました。
町中をゆっくりと車と並走しながら走る
電車に揺られること約10分、
会場に到着です。

講演会場の外のスペースでは、
富山県内で栽培された野菜が展示されていました。
せっかくなので、いくつか紹介させていただきます。

◆里芋「大和」
砺波市、南砺市、上市町、滑川市などで栽培されている里芋。
これらの地域では古くから上質な里芋が生産されています。
粘りや甘みがあり、郷土料理(煮物や田楽)にはかかせないそうです。

◆新川(にいかわ)だいこん
大根にはひげ根が沢山あり、
取り除いたあとがくぼみとして残ります。
新川だいこんは、
ひげ根が少ないためくぼみも少なく、
女性のような色白の美肌だいこんとして有名だそうです。

◆お米「富富富(ふふふ)」
平成30年にデビューした、新品種「富富富」。
炊き上がりは艶があり透明で、
甘みが強く極上の旨味と粘りが特長だそうです。
富山県内では10月3日から、
全国では10日から令和元年度産が販売となっています。

◆花き類(トルコキキョウ)
チューリップで有名な富山では、
様々な花の栽培がされています。
今回は、トルコキキョウが展示されていました。
ひらひらとした花弁が特長のトルコキキョウは、
咲き方や色の種類が多様で他の花とも合わせやすく、
お花屋さんでは定番のお花です。
咲いた姿も美しいですが、蕾も可憐ですよ。

セミナー終了後には、近くの富山城址公園を散策しました。
富山城は、越中前田家の居城。
神通川(現在の松川)を城の防御に利用し、
水に浮いたように見えることから「浮城」の異名があるそうです。
現在は本丸と西の丸が残っており、
きれいにライトアップされていました。

10月30日(水)
翌日は現地視察として、次世代施設園芸富山県拠点の
株式会社 富山環境整備アグリ事業部さんにお邪魔しました。
生産物を加工して販売している場所(パン屋さん)が
富山市の婦中町にあり、イートインも可能との事なので、
お昼ご飯を兼ねて訪問してきました。

お店までは富山から、JR高山線に乗りました。
神通川を渡って最寄り駅の千里駅で降りて歩く事、約20分!。
お目当てのお店発見です!。

お腹がペッコペコだったので、
パンを購入し早速いただきました。
今回のチョイスは左上から反時計回りに、
自社生産の”フォレスト・フルティカ”という
ミニトマトを使った「ツナとトマトのパニーニ」、
「クリームパン」、「いちごプリン」、「チーズミニクロワッサン」です。
どのパンも美味しかったですが、
パニーニ―のトマトがジューシーで美味しく、
帰りに店内で販売していたミニトマトを購入しました。

あわただしく移動が多い出張でしたが、
たくさん勉強して、たくさん美味しものをいただきました。

今度は皆さんの街に伺うかもしれません。
じゃ、またね~♪。