「発病してからの浸透移行性・浸達性のある専門剤(治療剤)で防除できる」
「それが、効率的(コスト・労力)」と思っている方も多いかと思いますが…
1.病害防除のポイント
以降も予防散布を継続。
・専門剤でも発病が進んだ状態での防除は難しい。そうなる前に防除スタート!
発生した病害を専門剤でたたく。
※ ダコニール1000、銅剤等で抑えられない病気はポイントとなる時期に専門剤を散布。
(発病した場合、天候などから既に感染している可能性が高いと考えられる場合は専門剤に変更。)
・散布間隔が長過ぎると、前回の防除で取逃した病原菌が増殖し、まん延してしまいます。
・これまでも耐病性を打破する病気が多く発生。 耐病性品種でも薬剤防除は必要です。(その病気の専門剤ではなく、その病気を含めて広く病気を予防できる剤を活用しましょう。)
2.防除体系の考え方
1)予防には多くの病気を同時防除でき、専門剤(治療剤)を活かすダコニール1000がピッタリ!
2)専門剤は一般的に効果の高い病気が限られ、耐性菌対策が必要です。専門剤は多用せず切り札剤として活用しましょう。ダコニール1000との体系が効果的です。