発病前から予防散布
病気が進展してからの後追い防除になりがちです。
対応が遅れると、コストや手間、減収などのリスクも高まります。
- 注意していても初発に気がつかない。
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病斑が目立ってからの後追い防除は、散布回数やコストが増加する可能性あり。
また、その病気の防除に追われて他の病気は後回しとなりがち。
その結果、他の病気も後追い防除・・という悪循環に陥るリスクもある。 - 治療効果を有する薬剤の連用・多用につながり、耐性菌発現リスクUP。
対策
- 気象条件や予察情報、病気の発生消長を確認。発生前・初期から予防を開始。
- すでに感染していると思われる場合は圃場に広がる前に「治療効果を有する薬剤」を散布。病気の進展が止まったらダコニール1000等による他病害も併せた予防に戻る。
- 主要病害の「予防・同時防除・ダコニール1000の活用」が省力・コスト削減の第一歩です。
病害発生前からの予防散布の重要性 ~ねぎの葉枯病の例~

定期的な体系防除の重要性 ~ねぎ葉枯病の例~
