スワルスキーカブリダニについて 
  • 黄化えそ病が問題となる圃場では、黄化えそウイルス(MYSV)を
    媒介するミナミキイロアザミウマの防除も重要となります。
  • アザミウマ類は薬剤に関する感受性が低く有効な薬剤が限定されるため、防除は著しく困難です。そのため、薬剤防除だけでなく耕種的防除や資材・天敵 等を活用して密度を抑えることが必要となります。 ⇒天敵では スワルスキーカブリダニ が多くの場面で導入されています。
  • ダコニール1000のスワルスキーカブリダニに対する影響
  • スワルスキーカブリダニ放飼前日または放飼7日後にダコニール1000を散布し、影響を確認

    スワルスキーカブリダニ放飼前日または放飼7日後にダコニール1000を散布し、影響を確認

    放飼前日・7日後いずれの散布においても、散布なしと同じ推移→放飼前後のダコニール1000の使用が可能です。
    品種    : エクセレント節成2号
																		 放飼    : 2012年3月9日に、1株当たり約100頭相当量を葉上放飼散布    : それぞれ動力散布機を用いて十分量散布      ダコニール1000は1000倍、散布日は表を参照
																		 調査    : 3月12日、3月16日、3月19日、3月23日      1株あたり放飼葉とその上下位葉の計3葉について 1葉あたりの生息数を調査
																		 試験場所  : 宮崎県総合農業試験場内ハウス      (出典:九州病害虫防除推進協議会 H24年度野菜作(春夏作)試験成績)
    スワルスキーカブリダニ導入前に病気を徹底防除!導入直後の薬剤散布を避けたいなら、ここでシッカリ防除しておきましょう。後の防除がラクになります。 スワルスキーカブリダニ導入後は発生する病気を同時防除!専門剤に頼った防除体系ではその場はしのげても「他の病気の発生」「耐性菌の発現」などのリスクあり。

    スワルスキーでアザミウマ類を抑えても空気がまん延するリスクがあるよ。スワルスキー導入前の徹底防除と導入後の同時防除が必要です!やっぱり殺菌剤はダコニール1000!


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