網もち病
葉裏の初期症状
葉裏の典型的な病斑
葉表の病斑
- 秋芽生育期に発生。8月下旬~9月上旬に秋芽の新葉に感染し、11月頃成葉に発病。
- 担子胞子が高湿度条件下で飛散し、伝染する。感染は上位3葉位までの新葉のみに限られ、秋芽の生育期に多湿条件が続くと多発。
- 潜伏期間は約1ヶ月、感染から典型的な病斑発生まで2か月以上を要する。
- 冬期~春期に葉枯れ、枝枯れに進展し、翌年一・二番茶が著しく減収。
耕種的防除
- 本病害発生後の枝枯れに対しては薬剤散布の効果はない。
本病害が多発し春先に枝枯れが目立つ場合は、一番茶後に深刈りをして枝枯れの進展を防ぐとともに、伝染源になる病葉を切除する。 - 茶園の風通し、日当たりを良くする。
- 常発園では耐病性品種の導入を検討する。
防除時期と注意点
- 秋芽/萌芽~1葉期
- 秋芽/2~3葉期
- 秋芽/4~5葉期
秋芽生育後半の防除が重要です。
- 生育の遅い晩場産地や山間地・河川流域に発生が多く、秋雨期など多湿条件が続くと発生が助長されます。
- 秋雨期など多湿条件が続くと発生が助長されます。
- 網もち病は秋芽が繁茂する生育後半の8月下~9月初旬頃多湿条件が続くと菌が飛散して感染し、10-11月頃発病します。炭疽病と同時防除できますが、発生の多い地域では4-5葉期に銅剤を追加散布しましょう。