*使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。
レタス・リーフレタスの作型と病害の発生消長
散布剤としての適用病害と使用方法(レタス・リーフレタス)
2020年12月現在
作物名 | レタス | リーフレタス |
---|---|---|
適用病害名 | 灰色かび病 | すそ枯病、べと病 |
希釈倍数 | 1000倍 | |
使用液量 | 100〜300 ℓ/10a |
|
使用時期 | 14日 | 21日 |
本剤の使用回数 | 3回 | 2回 |
使用方法 | 散布 | |
TPNを含む農薬の総使用回数 | 5回 (土壌灌注:2回、 散布3回) |
2回 |
※印は収穫物への残留回避のため、その日まで使用できる収穫前の日数と、本剤及びその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示しています。
土壌灌注剤としての適用病害と使用方法(レタス)
2020年12月現在
作物名 | レタス | |
---|---|---|
適用病害名 | ビッグベイン病 | |
希釈倍数 | 1000倍 | |
使用液量 | 1.5 〜 3ℓ/m² | |
使用時期 | 収穫42日前まで | |
本剤の使用回数 | 2回 | |
使用方法 | 土壌灌注 | |
TPNを含む農薬の総使用回数 ※ | 5回(土壌灌注:2回、散布:3回) |
※印は収穫物への残留回避のため、本剤及びその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示しています。
レタスに使用する場合、生育遅延のおそれがあるので高温期の灌注はさける。
●葉に発生する。
●葉縁部から葉脈が透化し、やがて葉脈が退色し、太く浮き出て見えるようになる。激しくなると生育不良や結球時期の遅れを生じる。
●土壌中のオルピディウム菌により媒介されるウイルス病。かびであるオルピディウムの感染を防ぐことで、本病害の発生を防除することができる。
注)ビッグベイン病の登録はレタスのみです。
●主に葉に発生する。
●一般に結球期以後の発生が多く、外葉が褐色に枯れる程度で止まることもあるが、外葉が健全でも内部が発病、腐敗する場合もある。発病が激しいと球全体が腐り、表面に無数の黒い菌核を生じる。
●雨の多い時期に結球する作型で発生が多い。
●茎葉に発生する。
●結球初期から収穫期にかけて、結球葉の外側に黒褐色で不正形の病斑が現れ、内部に進展する。結球葉全体が黒変し、乾腐する。悪臭はしない。
●降雨の続く場合に発生が多い。
●茎葉に発生する。
●地際部の外葉の表面に、淡黄色~黄色の病斑を生じ、拡大して葉脈に区切られた多角形で黄色の病斑となる。病斑の裏側には、白色で粉状のかびを生じる。
●生育期全般で見られるが、結球期以後に発病することが多い。
●茎葉に発生する。
●定植から収穫までの全生育期間に発生し、曇雨天が続くと多発する。
●地際の葉柄や基部に、淡褐色で水浸状の腐敗病斑を生じる。多湿条件で急速に拡大し、葉身全体がしおれて枯れる。病斑上に灰色のかびを密生する。
注)灰色かび病の登録はレタスのみです。
*使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。写真原図 木曽 皓