*使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。
ピーマンの作型と病害の発生消長
散布剤としての適用病害と使用方法(ピーマン)
散布剤としての適用病害と使用方法
2023年3月現在
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の 使用回数 |
TPNを含む 農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
ピーマン | 斑点病、うどんこ病、黒枯病、炭疽病 | 1000倍 | 100〜300 ℓ/10a |
収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 |
作物名 | ピーマン |
---|---|
適用病害名 | 斑点病、うどんこ病、黒枯病、炭疽病 |
希釈倍数 | 1000倍 |
使用液量 | 100〜300 ℓ/10a |
使用時期 | 収穫前日まで |
本剤の使用回数 | 3回以内 |
TPNを含む農薬の総使用回数 | 3回以内 |
常温煙霧剤としての適用病害と使用方法(ピーマン)
常温煙霧剤としての適用病害と使用方法
2023年3月現在
作物名 | 適用場所 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の 使用回数 |
使用方法 | TPNを含む 農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ピーマン | 温室、ガラス室、 ビニールハウス等 密閉できる場所 |
うどんこ病 | 50倍 | 10ℓ/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 常温煙霧 | 3回以内 |
作物名 | ピーマン |
---|---|
適用場所 | 温室、ガラス室、ビニールハウス等密閉できる場所 |
適用病害名 | うどんこ病 |
希釈倍数 | 50倍 |
使用液量 | 10ℓ/10a |
使用時期 | 収穫前日まで |
本剤の使用回数 | 3回以内 |
使用方法 | 常温煙霧 |
TPNを含む農薬の総使用回数 | 3回以内 |
●これ主に葉に発生する。葉柄、果梗も侵す。
●葉では小斑点を生じ、やがて周辺部が暗褐色~灰白色に拡大して同心輪紋(カエルの目のような輪紋)を形成する。病斑は1~2㎝まで拡大することもある。下葉から上位葉に拡大し、落葉する。
●多湿下の施設栽培での発生が多く、露地栽培でも発生する。
●葉を侵す。
●葉裏の葉脈に囲まれた部分に薄い霜状のかびが発生し、その部分の表側は退色して淡い黄色斑点となる。多発時には激しく落葉する。
●主に施設栽培で発生し、やや温暖で乾燥気味の条件で多発する。
●これ主に葉に発生する。茎や果実、果梗も侵す。
●葉では、褐色小斑点を生じ、拡大して黒褐色の輪紋状不定形病斑となる。斑点病に類似する。果実は黒褐色の斑点を生じる。
●多湿条件で発生する。
●古い葉や熟果に多く発生する。
●葉では黄色の小斑点を生じ、後に褐色不整形病斑となる。果実では水浸状の小斑点が拡大し、褐変してへこみ、同心輪紋をつくる。病斑の中心は灰色となり、黒色小斑点を密生する
●露地栽培の多湿条件で発生する。
●果実、茎、葉に発生する。
●果実の発病は花弁から始まり、やがて幼果に及び、暗褐色に軟化して早期に落果する。果実では輸送病害となることもある。茎では収穫後に残った果梗に発生することもある。
●低温多湿で発生する。促成栽培では3月頃から増加する。
●茎の地際部や分岐部が侵され、上位が萎ちょう枯死する 。
●病斑は水浸状から多湿下で白色綿毛状のかびを密生する。葉や果実に発生すると乾腐状になり、茎に発病すると内部に菌核が見られることがある。
●施設栽培の低温多湿下で発生する。
*使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。写真原図 木曽 皓