アスパラガスは病気を防いで貯蔵根にしっかりと養分を蓄積させることが収穫量を左右します。しっかりと病気を防除しましょう。
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アスパラガスの作型と病害の発生消長
散布剤としての適用病害と使用方法(アスパラガス)
2019年8月現在
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の 使用回数 |
TPNを含む 農薬の総使用回数 |
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アスパラガス | 茎枯病、斑点病、褐斑病、 疫病 |
1000倍 | 100~400 ℓ/10a |
収穫前日まで | 4回以内 | 4回以内 |
作物名 | アスパラガス |
---|---|
適用病害名 | 茎枯病、斑点病、褐斑病、 疫病 |
希釈倍数 | 1000倍 |
使用液量 | 100~400ℓ/10a |
使用時期 | 収穫前日まで |
本剤の 使用回数 |
4回以内 |
TPNを含む 農薬の総使用回数 |
4回以内 |
●病斑は、茎、枝、苞、果実に発生する。
●円形〜紡錘形で、中心部は灰色、周辺部は赤褐色の2〜6×3〜12mmほどの病斑を生じる。茎、枝、擬葉を病斑が取り囲むと、上部は枯死落葉する。
●茎が繁茂し、風通しの悪い条件で降雨の続く場合に多く発生する。
●茎と葉に発生する。
●赤褐色の小斑点が次第に拡大し、中央が灰色で、周囲が赤褐色の輪縁を有する病斑になる。病斑が葉の周囲をとりまくと落葉する。
●高温多湿条件下で著しく蔓延する。
●茎に発生する。
●若い茎に縦長に紡錘状の小斑点を生じ、後に境が不明瞭な赤褐色〜灰褐色の紡錘状の病斑になる。次第に退色し、多数の小黒点を生じる。
●多発すると早期に枯れ込み、翌年の茎立数の減少につながる。
●暖地で多く発生する。収穫後の株養成茎に発病し降雨が続くと多発する。
●地下茎、貯蔵根、若茎に発病する。
●若茎は地際部を中心に腐敗して湾曲する。地上部の生育は抑制され、茎葉の黄化が目立ち、枯死に至る場合もある。
●降雨が多く、圃場の浸冠水といった多湿条件で発生する。
*使用している写真及びイラスト等の無断転載を禁止します。写真原図 児玉・園田